最新データベース技術 マスタリングハンドブック 西川洋一


きっかけ
データベースエンジニアを目指している者として、データベースに関する本が100円であったらいつも買うようにしています。


ネタバレ・あらすじ
データモデル、ER図について、階層型、ネットワーク型。
関係モデル、正規化、第1正規形から第5正規形までのやり方。
SQLは少なめ。実例はほとんど載っていない、ざっと一通り解説した感じ。
SQLでもスキーマやビューの定義が主。
RDBMSの機能としてトランザクション排他制御、障害回復、セキュリティ、整合性、ストアドプロシージャ、トリガー。
データウェアハウス、データマイニングについて。
データベース設計、各種機能のトレードオフ関係、インデックスの利用、ディスクスペース。
データベースの分散の仕方と管理、分散トランザクションレプリケーション
新しいデータベースとして、オブジェクト指向データベースとオブジェクトリレーションシップデータベースの特徴。


感想・レビュー
教科書的な本。実際の技術として使える部分はあまりないと思われる。この本を読んで何ができるようになるかと言われると困る。よっぽどデータベースをいじっていないと、多分全部は理解できそうもない。それだけ難しい用語も多い。しかし、情報も多岐に渡っているので、知らないことがいくつかは知ることができそう。一通りは情報があるので、そこから新しく知ったものや使えそうだと思ったものについて、ネットなどでさらに詳しく調べるという使い方が良いと思う。